いろいろ調べていくうちに「アダルトチルドレン」や「愛着障害」という言葉にたどり着いた。
どれも、心当たりがありすぎて驚いた。
“わかってホッとした”反面、どうやって変わっていけばいいのかがわからなかった。
いくら頭で理解しても、考え方が変えられない。
過去は変えられない。
そして行き詰まった。
——これは、そんな私が“心の回復”を求めて
オンラインワークの「インナーチャイルド育成プログラム」を受講するまでの話。
「アダルトチルドレン(AC)とはどんな状態なのか」「心の不安定さはどこから来るのか」。
そんな疑問を持つ人の参考になればうれしい。
アダルトチルドレンに多い“優しさ”の裏にある怖さ
誰かに嫌われたくなくて、優しい言葉をかけてしまう。
本音を飲み込む癖がついて、ストレスが蓄積されてゆく(本当は本音で語りたいのに)。
「優しいね」と言われるたび、うれしいより先に“違うのに”と思ってた。
でもその優しさは、弱さじゃなくて生き抜くためのわたしなりの工夫だった。
幼いころ、「言える雰囲気がなかった」。
だから「我慢するしかない」と学んだ心の仕組み。
大人になっても、そのルールのまま生きてるだけ。
アダルトチルドレンは、表面上「優しい人」に見られやすいけど、
その裏には“本音を言えなかった過去”が潜んでることが多い。
愛着障害とアダルトチルドレン——「安心のベース」がないまま大人になった私たち
「愛着障害」という言葉を初めて聞いたとき、
“幼いころの親との関係が、大人になってからの生きづらさに影響する”と知った。
愛着障害とは、乳幼児期に「安心できる関係」をうまく築けなかったことで、
心がいつも不安定になりやすい状態のこと。
たとえば——
- 泣いても抱っこしてもらえなかった
- 話を聞いてもらえなかった
- 家の中にいつも緊張があった
そんな小さな積み重ねが、「我慢しなきゃ」「本音を言ってもムダ」と
思うようになっていった。
大人になっても、人の顔色をうかがったり、
“嫌われたら終わりだ”と怯えたりするのは、その名残かもしれない。
そして「アダルトチルドレン(AC)」という言葉も、
まさにそうした“家庭で安心を得られなかった大人たち”を指している。
もともとはアルコール依存症の家庭の子どもを意味していたけれど、
いまでは、過干渉・無関心・暴言など、機能不全な家庭で育った人全般を含む言葉になっている。
特徴としては、
- 自己肯定感が低い
- 感情を抑えすぎる
- 人間関係で疲れやすい
- 「断れない」「頼れない」
もちろん誰もが少しは当てはまることだけど、
“いつも生きづらい”と感じるなら、もしかしたら心の奥に、
小さな「満たされなかった子ども(インナーチャイルド)」がいるのかもしれない。
愛着障害やアダルトチルドレンは、「親のせい」ではなく“安心できなかった環境の問題”。
大人になってからでも少しずつ回復できる。
「インナーチャイルド」とは——心の奥の小さな自分に出会う
アダルトチルドレンの背景でもよく語られる「インナーチャイルド」。
これは大人の生きづらさと深く関わってる。
「インナーチャイルド」とは、心の中にいる“内なる子ども”のこと。
幼いころに感じた悲しみや寂しさ、満たされなかった想いが、
大人になった今も心の奥で生き続けている。
たとえば、
- 頑張っても認めてもらえなかった
- 比べられてばかりで、安心できなかった
- 泣いても「泣かないで」と言われた
そんな小さな傷が癒されないまま残ると、
「どうせわかってもらえない」
「嫌われたら終わりだ」
…と、無意識に自分を守るような生き方になってしまう。
でも、インナーチャイルドは“弱い存在”じゃない。
ほんとは、好奇心や想像力、喜び、優しさといった
自分らしさの源でもある。
だから「癒す」っていうのは、
過去を変えることじゃなくて、
その小さな自分に「もう大丈夫だよ」と伝えてあげること。
少しずつ安心を取り戻していくうちに、
人とも自分とも、もう少しやわらかく関われるようになる。
インナーチャイルドを癒すことは、アダルトチルドレン改善の一つの方法として、
心理学でもよく紹介されている。
まとめ:アダルトチルドレンの「生きづらさ」は心の仕組みだった
少しずつ見えてきたのは、
「生きづらさ」は心の弱さじゃなくて、
これまで安心できなかった時間の名残だということ。
急いで“治す”必要はないけど、
ただ、自分の中にいる小さな自分を思い出して、
「もうがんばらなくていいよ」と声をかけてあげる。
それが、回復のはじまりらしい。
アダルトチルドレンの背景には、
幼いころの「安心の不足」が影響していることが多いと知って、
私はようやく自分を責めるのをやめられるかもしれないと思った。
これは“性格の問題”でも“弱さ”でもなく、心の仕組みだったんだと気づけた。
――この続き、「インナーチャイルド育成プログラムを受けて感じたこと」は
次の記事でお話しします。


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