“わたし”がわからなかった子ども時代。アダルトチルドレンという言葉に救われた話

こんにちは、ひびのそらです。

今回は、「アダルトチルドレン」という言葉に出会ってから、自分自身を少しずつ理解できるようになった話を書いてみようと思います。

誰にも言えずに心の奥にしまっていた気持ち。もしかしたら、わたしと同じように「自分を責めてしまう人」がいるかもしれないから。


頭ごなしに否定されるばかりだった子ども時代

子どもの頃、親に頭ごなしに否定されることが多く、素直に甘えたり頼ったりすることができませんでした。

怒られるというよりも、何かを言おうとしても受け入れてもらえない感覚。

褒められた記憶も少なく、何かしても「そんなことしても意味がない」と返されるような日々。

「どうせわたしなんて」と思いながら育ち、気づけば自己否定が当たり前になっていました。

放任と無関心、その違いに気づいたのは大人になってから

大人になるまで、「自由にさせてもらってた」と思っていました。

でもそれは「放任」ではなく「無関心」だったんだと、後になって気づきました。

一見自由に見えても、そこに温かい関心や見守りがなければ、子どもは心に大きな孤独を抱えるんだと。

「わたしが悪かったんだ」──そう思い込んでいたのは、子ども時代だけではありません。

大人になってからも、何かがうまくいかないたびに「自分のせいだ」と思ってしまう。

生きづらさとずっと向き合ってきた

嫌われたくないという感情と、認められたいという思いがいつも強くありました。

その反面、人との距離感がわからず、苦手な人と接することがかなりのストレスになります。

人間関係がうまくいかず、自分を責め、不安や緊張が続いてしまう。

その結果、不安障害や適応障害と診断され、心のバランスを崩してしまうこともあります。

インナーチャイルドと向き合う、今のわたし

今、わたしはインナーチャイルドを癒すためのセッションを受けています。

半年かけてオンライン上で行うヒーリングやプログラム。

正直、はじめは半信半疑でした。でも、自分を変えたいという思いから、「信じてみたい」「頑張ってみたい」と思ったんです。

過去の自分と丁寧に向き合いながら、一歩ずつ前に進んでいます。

それでも、自分に言葉を与えることで癒えていく

「あなたは、がんばってたね」

今なら、あの頃のわたしにそう声をかけてあげられます。

自分の気持ちを言葉にすること。経験を振り返って整理すること。

それは、完全な解決にはならなくても、確実に心の癒しにつながっていると感じています。

同じように悩むあなたへ

今もまだ、生きづらさは完全に消えたわけではありません。

でも、こうして少しずつ「自分のこと」を言葉にできるようになったことで、わたしは少し楽になりました。

もしあなたが、「自分が悪いんじゃないか」と感じて苦しんでいるなら、どうか思い出してほしい。

それは、あなたのせいじゃないかもしれません。

このブログが、そんなあなたの心に、そっと寄り添えますように。


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📷 画像出典:Freepik(jcompさん)

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